足のむくみに注意する病気

普段の工夫で予防できます

先生

下肢静脈瘤というのはあまり聞かない病名ですが、実は多くの人が経験しているのです。多いのは足のむくみや色素の沈着、皮膚のただれなどの症状です。就寝中に足がつったり、こむら返りを起こすのも下肢静脈瘤の症状の1つです。わかりやすいのは足の静脈が大きく浮き出ているか確かめることです。血管が浮いていれば下肢静脈瘤です。この症状が現れると、湿疹ができやすくなったり、潰瘍ができたりします。また美容的な悩みにもなります。日常生活の工夫である程度防ぐことができます。例えば長時間立ち仕事をしないこと、寝る時には足を心臓よりも高く上げること、常に足を清潔に保つことなどです。女性の場合、妊娠中に起こりやすいので医師の指導に従って弾性ストッキングを着用すると効果があります。

日帰り手術が人気です

下肢静脈瘤の治療法としてはいくつかありますが、一般的に行われているのは弾性ストッキングの着用です。血液が足に溜まらないように静脈瘤を圧迫する役目を果たします。しかし対症療法なので、根本的に治療するには手術をすることになります。手術には昔から行われているストリッピング手術があります。これは皮膚を切開して静脈瘤を除去する方法です。1週間程度の入院が必要になります。最近人気があるのは、日帰り手術です。手術当日にエコー検査をしてしてから、切開手術をして膨らんだ静脈を糸で縛ります。その他の細い静脈瘤には注射で硬化療法を行い、あとは包帯で患部を巻くだけです。これだけで歩行が可能になり、車の運転もできます。翌日に検査して異常なければ、2週間後に最終チェックして完了します。日常生活を普通に送れるので最も人気のある手術法です。